福井県福井市内の農業者らが自慢の農作物や加工品を直売する恒例の「あじさい市」が4月12日、同市宝永1丁目の会場は、えちぜん鉄道福井口駅近くのJR高架下で始まった。午前10時の開店に向け続々と客が集まり、生産者と会話を楽しみながら旬の味を買い求めた。
あじさい市は出店者でつくる運営協議会が開き、約30年続いている。この日は6店舗が出店し、折り菜、茎ブロッコリー、豆腐や漬物などを並べた。買い物客は「スーパーでは見ない食材もあって楽しい」と品定めしていた。
豆餅やひじきご飯などの加工品を販売する女性は「対面でお客さんの笑顔が見られるのが楽しみ。リピーターが増えるとうれしい」と話した。
5月31日まで毎週水曜午前10時から開く。6月以降の予定は現在調整中。