オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第467回定期公演フィルハーモニー・シリーズ(北國新聞社特別協力)は21日午後7時から、県立音楽堂コンサートホールで開かれる。フランスの名指揮者ジャン=クロード・カサドシュさん(87)と孫でピアニストのトーマス・エンコさん(34)がOEKと初共演する。
ベートーベンの交響曲第1番などを披露し、エンコさんはモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を奏でる。19日はリハーサルが行われ、団員と音を合わせた。
ジャズピアニストでもあるエンコさんは「尊敬するおじいちゃんと共演できてうれしい」と語り、カサドシュさんはエンコさんについて「ジャズとクラシック、両方のスタイルを分けて演奏できる素晴らしい才能を持っている」と評価した。