本番に向けて音を合わせる出演者=県立音楽堂コンサートホール

本番に向けて音を合わせる出演者=県立音楽堂コンサートホール

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仏の名指揮者、孫と共演 県立音楽堂で21日、OEK定期公演

北國新聞(2023年4月20日)

 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)の第467回定期公演フィルハーモニー・シリーズ(北國新聞社特別協力)は21日午後7時から、県立音楽堂コンサートホールで開かれる。フランスの名指揮者ジャン=クロード・カサドシュさん(87)と孫でピアニストのトーマス・エンコさん(34)がOEKと初共演する。

 ベートーベンの交響曲第1番などを披露し、エンコさんはモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を奏でる。19日はリハーサルが行われ、団員と音を合わせた。

 ジャズピアニストでもあるエンコさんは「尊敬するおじいちゃんと共演できてうれしい」と語り、カサドシュさんはエンコさんについて「ジャズとクラシック、両方のスタイルを分けて演奏できる素晴らしい才能を持っている」と評価した。

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