ゴールデンウイーク(GW)を前に一乗谷朝倉氏遺跡(福井県福井市)の観光宣伝隊が4月20日、福井新聞社を訪れた。期間中は復原町並での寸劇や県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の特別展など多彩な催しがあり、清水邦夫館長は「家族で郷土史に親しんで」とPRした。
寸劇は29日~5月7日の毎日開催し、武士や町人に扮(ふん)したスタッフが城下町の暮らしを再現。お茶を楽しめる「お休み処」も3年ぶりに復活する。
同博物館で開催中の特別展「東山文化と朝倉文化」(5月7日まで)は4月22日にかけて展示を一部入れ替え、朝倉氏に仕えた絵師曽我宗誉(そうよ)の作品などを新たに公開する。5月5日のこどもの日は小学生以下を対象に、館内を巡るスタンプラリーを行う。
また、県や福井市などは4月29日から、JR福井駅と同遺跡、大本山永平寺を結ぶ直行バスを運行する。戦国時代をイメージしたデザインを内外装に施し、来年3月末まで1日3便(往復)走らせる。