米国の現代アーティスト、アレックス・ダ・コルテさんのアジア初の個展「新鮮な地獄」(北國新聞社後援)は29日、金沢21世紀美術館で開幕する。28日は内見会が開かれ、アニメなど大衆文化や美術作品から着想した映像作品など12点が披露された。
ダ・コルテさんは誰もが知るキャラクターやパッケージデザインなどを引用した彫刻、映像、インスタレーション作品で世界的評価を受ける。内見会には本人も参加し「イメージとは何か」を問いかける作品の魅力を紹介した。
ポップな色彩のキューブ型彫刻に、愛や喪失、心の奥底の恐怖などをテーマとした映像が流された。会期は9月18日まで。6、7、9月の第2土曜午後1時から、ギャラリーツアーが行われる。