石川県内の菓子の魅力を発信する「金沢城菓子物語 百万石菓子百工展2023」(同実行委員会主催、北國新聞社後援)は3~5日、金沢城公園で開かれる。和洋の有名店による販売や和菓子作り体験などを通じ、藩政期から続く豊かな菓子文化を伝える。
開幕前日の2日、会場ではスタッフがテントやのぼり旗の設営を進め、準備を整えた。金沢城公園三の丸北園地では、「菓子百工街」と銘打ち、県内7菓子店のブースが並ぶ。県菓子工業組合の職人の指導で参加者が上生菓子を作る「和菓子づくり体験工房」や駄菓子店、縁日を楽しめる「キッズ広場」も予定する。4、5日は金沢製菓調理専門学校の学生がアイスもなかなどを販売する「金沢城スイーツカフェ」が開かれる。
メイン会場の金沢城公園では期間中、開場時刻の午前10時に、百工展のキャラクター「うめ丸くん」をモチーフとしたまんじゅうを先着100人に振る舞う。
サテライト会場のしいのき迎賓館では、4、5日限定でかしわ餅や和菓子の販売、ペーパークラフトのワークショップなどを行う。