福井県敦賀市の敦賀駅前大通りを封鎖した催し「Tsuruga DEPART2023」が5月14日開かれる。ライブコンサートや飲食、物販、体験などを多彩に展開。会場はクラシックカーやスーパーカーのラリーイベントのゴールにも設定されており、名車約60台が集結する。
北陸新幹線敦賀開業1年前記念イベントとして敦賀駅前商店街振興組合が主催。「DEPART」には、新幹線発着駅にちなんだ「新しい出発」と、会場で食べたり、買い物したりして楽しく過ごす「百貨店」の意味を込めた。当日はJR敦賀駅前の交差点から国道8号白銀交差点までの県道約350メートルを午前7時~午後6時(一部午後3時まで)まで封鎖して歩行者天国とする。催しは午前10時から。
会場の駅側にはライブステージを設け、福井の伝統工芸アイドルグループ「さくらいと」のコンサートやキッズダンス披露などがある。封鎖道路上のイベントエリアでは越前町の芸術家、西野カインさんがライブペイントをするほか、新幹線ロードトレインの乗車や、銀河鉄道999ラッピングバスの展示・乗車体験などができる。モルック遊びやキックボウリングなどもある。スイーツやラーメンなどのケータリングカーも多数出店する。
ラリーイベント「NCCR2023」は、大津市から敦賀市までの約130キロのルートで開催される。1945年以前のクラシックカーやスーパーカー約60台が、会場に設けたゴールに集結する予定。時価数億円の「ラ・フェラーリ アペルタ」やランボルギーニ、マクラーレンを間近に見ることができそうだ。車両展示は午前11時~午後1時半の予定。
同組合の理事長は「コロナ禍もあったが、子どもも大人もエキマエで楽しんでほしい。明るく前向きな気持ちで新幹線を出迎える機運醸成につなげたい」と話している。イベント詳細はインスタグラムから。