６月２～４日に開催される第７２回金沢百万石まつり（北國新聞社特別協力）に向けて１８日、金沢市役所庁舎前広場でシンボルタワーの点灯式が行われ、梅鉢紋をあしらった赤い提灯がまつりムードを高めた。

　ピラミッド形のタワーは高さ約８メートルで、提灯１５０個が取り付けられた。まつり最終日まで、午後７～１０時に点灯される。

　金沢商工会議所会館前には新調された長さ１４０センチ、直径６０センチの大提灯２個が掲げられた。市内約１３０カ所には順次、赤色や市松模様の提灯約２６６０個が設置される。

　金沢商工会議所会館などでは６月１日まで、まつりで使用する加賀藩祖前田利家公や赤母衣（あかほろ）衆の甲冑（かっちゅう）を展示する。金沢駅東広場には同４日まで、利家公の陣幕をイメージしたパネルやよろい、のぼり装飾などを並べる。