アマチュアやプロの演奏を大勢の来場者が楽しんだ野外音楽フェス「つるがのおと」=5月21日、福井県敦賀市の金ケ崎緑地

アマチュアやプロの演奏を大勢の来場者が楽しんだ野外音楽フェス「つるがのおと」=5月21日、福井県敦賀市の金ケ崎緑地

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音楽フェス、敦賀熱く 福井県敦賀市で「つるがのおと」

福井新聞(2023年5月22日)

 福井県敦賀市金ケ崎緑地を中心とした野外音楽イベント「オンフェス つるがのおと」が5月21日開かれた。夏を感じさせる快晴の下、地元ゆかりのアマチュアやプロミュージシャンによる演奏を市民ら大勢の来場者が楽しんだ。

 「音でまちににぎわいを生み出そう」と、まちづくり会社FUJIONEが主催。金ケ崎緑地のトラックステージ「緑地ステージ」は、女子中学生ドラム&女子高生ギターユニット「まぐねっと」とベースのたくによる3人組の演奏で幕開け。アニソンバンドやサンバイザーがトレードマークの地元バンド、若狭高校軽音部などが人気曲やオリジナル曲を演奏した。

 敦賀市松陵中吹奏楽部が踊りも交えたにぎやかな演奏で盛り上げると、プロミュージシャンの椎名純平さん、竹内朋康さんによるユニット「シイタケ」との共演も。椎名さんの艶やかな歌声に会場は一気に盛り上がった。

 敦賀赤レンガ倉庫前に設けた「赤れんがステージ」では音楽教室生徒が次々と出演。国の登録有形文化財の趣ある建物を背に、懐かしのポップスやアニメ音楽などを電子オルガン演奏で披露していた。

 「まぐねっと」の女子中学生ドラマーのあおちゃんは「すごい応援をしてくれる人もいて、温かいステージになった」と笑顔で話していた。

 キッチンカーが並ぶエリアや子ども服や雑貨、アクセサリー販売のお店が並ぶエリア、ハンモックにゆられてくつろぐことができるエリアもあり「音楽を中心としたテーマパーク」と化した金ケ崎一帯は、親子連れや若者で終日にぎわった。

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