名勝気比の松原を守ろうと、近くの福井県敦賀市の松原小児童が5月23日、落ち葉を集める松葉かきを行った。
同校は県の「ふくいSDGsパートナー」に登録している。松葉かきはSDGs(国連の持続可能な開発目標)活動の一環として、福井森林管理署などの協力を得て取り組んだ。
同管理署によると、松はやせた土地でよく育ち、落ち葉を放置しておくと富栄養状態となり成長を妨げるほか、マツ以外の植物が増える恐れがあるという。
5、6年生約120人は熊手を持って散らばり、松葉を丁寧にかき集めてごみ袋に詰めていった。5年生の児童は「みんなで協力して気比の松原をきれいにできた。これからも元気に育ってほしい」と笑顔を見せた。