金沢百万石まつり(北國新聞社特別協力)に彩りを添える「2023ミス百万石」が30日、発表された。44代目ミスに、いずれも金沢市内在住の町駒楓華(ふうか)さん(20)、荒井悠(はるか)さん(24)、水内らんさん(23)が選ばれた。3人は6月3日の百万石行列から1年間、金沢の観光親善大使として全国各地のキャンペーンやイベントに参加し、魅力をアピールする。
金大で海外文化を学ぶ3年生の町駒さんは「ミス百万石は小さい頃からの憧れだった。うれしさと責任を感じている」と喜びを語った。
同じく金大に通う荒井さんは医学類5年生で、「今年はコロナが明けて久々に大きなお祭りになる。3人で盛り上げる」と抱負を述べた。
JA全農いしかわに勤める水内さんは「石川、金沢は食が魅力。笑顔でPRしてふるさとの発展に貢献したい」と活動に意欲を示した。
新型コロナの影響でミス百万石の選考は2年ぶり。3人は応募者20人の中から選ばれた。金沢商工会議所で認証式が行われ、先代ミスからたすきが渡された。