「こまつプリン」の開発案を宮橋市長(中央)に説明する長池理事長(右から2人目)=小松市役所

「こまつプリン」の開発案を宮橋市長(中央)に説明する長池理事長(右から2人目)=小松市役所

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小松をプリンのまちに  各店舗で独自商品開発

北國新聞(2023年6月14日)

 小松菓子業組合が来春の北陸新幹線延伸に向け、小松市の新たな名物としてプリンづくりに乗りだした。「こまつプリン」と銘打って加盟する各店舗がオリジナル商品を開発。小松の魅力発信を後押しする応援隊長に市出身のデザイナーが手掛けたサンリオの人気キャラクター「ポムポムプリン」が就任しており、それにちなんで小松を「プリンのまち」としてアピールし、認知度向上につなげる。

  ●応援隊長の「ポムポムプリン」にちなみ

 組合には現在37店舗が加盟している。組合理事長の長池正長池製菓社長(55)ら役員4人が12日、宮橋勝栄市長を訪ね、こまつプリンづくりに取り組む考えを示した。

 長池理事長は、和菓子がおいしい都道府県ランキングで石川が上位にあることや、季節に合わせて和菓子を食べる機会が多いことなどを挙げ、新たな菓子づくりに意欲を見せた。

 小松のご当地グルメには小松うどんや塩焼きそばなどがあるものの、スイーツなどの商品が少ないとし、観光客に小松土産として持って帰ってもらえるよう取り組むとした。

  ●「マップ」作成も

 今後、各店舗でプリンを開発し、9月にオープンする北陸新幹線小松駅と駅高架下に整備中の観光交流センター「KOMATSU 九(ナイン)」でプレ販売する予定だ。商品を買い求める観光客にまち全体を巡ってもらおうと、「プリンマップ」の作成も検討しているという。

 長池理事長は「組合員は既に商品開発を進めている。菓子業界の発展はもちろん、小松の新たな名物にして地域を盛り上げたい」と話した。

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