地域の農業を知ろうと福井県福井市東藤島小の5年生が6月13日、同市間山町の農園でブルーベリーの収穫を体験した。たわわに実ったブルーベリーを丁寧に摘み取っていた。
地元農家天谷愼十郎さん(74)経営の「まやまさんちのブルーベリー園」が2008年から毎年、同校の5年生を招待している。広さ約8600平方メートルの畑に約30品種、約1500本を栽培している。
児童は100円玉ほどの大きさに育った実を20分かけ約4・5キロ収穫した。もぎたての実を頬張り「おいしい」と満足そうだった。児童は「たくさんとれて楽しかった。また来たい」と話していた。
収穫した実は、まやまブルーベリー生産組合が選別し、JA福井県直売所「喜ね舎愛菜館」で販売される予定。