●7月27日から金沢21世紀美術館
北國新聞創刊130年記念「Mozuアートワークちいさなひみつの世界」(北國新聞社、ケィ・シィ・エス主催)は7月27日~8月26日、金沢21世紀美術館で開かれる。日常の風景をリアルに表現したミニチュアで注目を集めるアーティストMozu(モズ)こと水越清貴さんの作品群を集めた展覧会で、石川初開催となる。
モズさんのミニチュアは、部屋の中の机や壁に貼られた習字、ほこりまで精巧に表現し、まるで部屋の片隅にこびとが住んでいるかのようなリアリティーがある。金沢展では、コンセントの脇に本当に存在するような「こびとの階段」をはじめ、妄想を形にした「こびとの旅館」、高校生のころの自分自身の部屋を忠実に再現した「自分の部屋」などを公開予定。絵コンテや設計図、コマ撮りアニメなど多岐にわたる作品も展示し、写真撮影も可能な体験型の展覧会となる。
チケットは16日に発売が開始され、前売り券は一般1100円、中高生700円、小学生500円。当日はいずれも200円増しとなる。未就学児は無料。問い合わせはケィ・シィ・エス=076(224)4141=まで。