福井県福井市の特産「金福すいか」と「銀福すいか」の目ぞろえ会が6月15日、同市白方町のJA福井県西部予冷施設であり、生産者20人が収穫や出荷作業の注意点などを確認した。この日から出荷が本格的に始まった。
金福すいかは9年かけて改良され、糖度が2度ほど高くなった。同区を中心に農家28戸が去年より2千個多い約1万個の出荷を目指している。7割を西武福井店や市内スーパーに、そのほかを東京や大阪などに出荷する。今年は好天が続いたこともあり、7月下旬まで安定して収穫が続く見込み。銀福すいかは約2千個出荷される。
今市町の男性は、「今年は去年よりも甘くなっていると思う。ぜひ食べてもらいたい」と話していた。