村山人形店の店内に飾られた七夕人形d

村山人形店の店内に飾られた七夕人形d

長野県 松本・上高地・美ヶ原 祭り・催し

七夕の季節を告げる織り姫とひこ星 松本の伝統、和紙の「七夕人形」

信濃毎日新聞(2023年6月17日)

 七夕の節句を前に、松本市内の人形店で伝統の七夕人形が並び始めた。同市中央の村山人形店では、華やかな柄の和紙でできた織り姫とひこ星の紙製の人形などが店舗入り口前にずらりと飾られている。

 同店代表の村山謙介さん(45)によると、七夕人形は子どもの健やかな成長を願って贈られてきた。人形の顔は台紙に真綿を載せて絹の布で包み、一つ一つ顔を描いていくという。人形作りを続ける母親のさえ子さん(72)は「七夕人形は松本に残る大切な文化。後世につなげるために大切に作っています」。

 同店では和紙製の七夕人形を高さ80センチの「大」が6千円、同50センチの「中」を4千円、30センチの「小」を2400円で販売している。

    ◆

【合わせてお読みください】

■23年の「二十四節気」紹介します 大寒は1月20日 夏至は6月21日

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022111500834

■ササの葉さらさら、七夕と夏の夜空と【ニュース・アップサイクル】

https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022070100927

今月のお得な国内ツアー びゅう

松本・上高地・美ヶ原 ニュース

松本・上高地・美ヶ原
イベント

松本・上高地・美ヶ原
スポット