JR福井駅周辺の快適な道路空間創出を図るプロジェクト「ふくみち」が6月21日、リニューアル工事が進む福井市中央大通りで始まった。ランチタイムにはキッチンカーで昼食を買い求めるオフィスワーカーらでにぎわった。週末には路上ライブやワークショップも企画されている。
道路占有許可を柔軟に認める国の「歩行者利便増進道路」(ほこみち)制度の本格運用を見据え2021年から、周辺事業者らでつくる実行委がにぎわいの定着へ定期開催する試行事業。今回は、これまでで最長となる8月の1カ月開催のPRを兼ねて30日まで開く。
初日の昼はクレープや丼メニューなどをそろえたキッチンカー7台が出店し、スタッフにお勧めを聞いて昼食を選ぶ人らの姿が見られた。改修で創出された人工芝スペースにはベンチや机が並べられた。
またこの日、ふくみちでは初めてとなる企業PRとして、日本原電がクリアランス金属を使ったベンチを置いた。26~30日も設置する。
各日、ランチ(午前11時~午後2時)とバル(午後4~8時)タイムがある。詳細はインスタグラムで。