昨年の火牛まつりのパレードで、たいまつを付けたわらの牛を引く実行委のメンバー

昨年の火牛まつりのパレードで、たいまつを付けたわらの牛を引く実行委のメンバー

富山県 砺波・南砺・五箇山 祭り・催し

「源平火牛まつり」5年ぶり名物レース 富山県小矢部市で7月29日

北日本新聞(2023年7月1日)

 7月29日に富山県小矢部市中心部で開かれる「メルヘンおやべ源平火牛(かぎゅう)まつり」で、わら製の牛を引く名物の「火牛の計(けい)レース」が5年ぶりに行われる。30日の定例会見で桜井森夫市長が説明した。

 火牛まつりは市ゆかりの武将、木曽義仲が平安末期の源平倶利伽羅合戦で用いた奇襲「火牛の計」にちなむ。レースは2019年が雨天、20~22年が新型コロナウイルスの影響で中止された。今回は小学生が対象の子どもの部のみ行い、重さ150キロの小型のわら牛を使う。たいまつを付けた重さ680キロの大型のわら牛を引くパレードもある。

 このほか、イベント当日に使えるあいの風とやま鉄道呉羽-越中宮崎駅から石動駅までの往復切符を一律千円で販売。会場で切符を見せると、オリジナル缶バッジなどがもらえる。7月22日から各駅で取り扱う。

 7月1日からレースの参加児童を募る。締め切りは25日。申し込み、問い合わせは実行委員会事務局(市観光課内)、電話0766(67)1760。

えきねっと びゅう国内ツアー

砺波・南砺・五箇山 ニュース