小浜市とゾウのつながりが感じられる絵画など約60点が並ぶ作品展=7月3日、福井県小浜市役所

小浜市とゾウのつながりが感じられる絵画など約60点が並ぶ作品展=7月3日、福井県小浜市役所

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なぜ小浜市とゾウに縁? 市役所でつながり紹介、絵画や書60点展示

福井新聞(2023年7月4日)

 日本で初めてゾウが上陸したと伝わる小浜市で、ゾウとのつながりを感じてもらう作品展「アートフェス 小浜に象が来た 1408年6月」(福井新聞社後援)が3日、同市役所で始まった。アクリルや水彩、書などゾウにちなんだ作品約60点を展示している。7日まで。

 ゾウは1408(応永15)年6月、インドネシア・スマトラ島から室町幕府への献上品として、日本で初めて小浜市甲ケ崎に上陸したと伝わる。市とゾウの意外な関係に関心を持ってもらおうと、日本水彩画会福井支部が市内外の個人や美術団体・教室から作品を募った。

 ゾウの親子が水浴びする岡本真知さんのアクリル画や、ゾウのほか一緒に運んでこられた鳥を描いた子どもたちの水彩画、「象」の一文字を力強い筆致で表現した岸本一筆さんの書などさまざま。ほかにも色鉛筆やクレヨン、墨で描いた力作や画用紙で作ったゾウのモビールも展示され、来場者は足を止めて見入っていた。

 午前9時~午後5時(最終日は同3時まで)。8月には市内スーパーでも作品展を開く予定。

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