松本市で8~9月に開く音楽祭「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」に向けて、地元小学生らが13日、メイン会場となるキッセイ文化ホール(県松本文化会館)前の広場で花の飾り付けをした。赤やピンク、白の花の苗をプランターに植えたり、球状の飾り「フラワーボール」に取り付けたりして、周辺を華やかに彩った。
国内外から集まる演奏家や観客をもてなそうと、市国際音楽祭推進団体協議会が毎年企画。近くの本郷小学校3年生や市高齢者クラブ連合会の計約70人が、ベゴニアとニチニチソウの計約1400株を飾った。
児童らは脚立を使い、高さ2メートルを超えるフラワーボールに慎重に花のポットをはめ込んだ。前田優之輔君(8)は「初めは高い所の作業が怖かったけれど、だんだん慣れた。すごくきれい」。相沢咲希さん(9)は「見た人にきれいだな、上手に飾ってあるなと思ってもらいたい」と話していた。
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