福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館(福井市)で7月22日に開幕する特別展「朝倉義景の一生―列島を俯瞰(ふかん)する外交知略」(福井新聞社後援)の宣伝隊が18日、福井新聞社を訪れ、義景の生涯に迫る展示や子どもも楽しめる関連イベントをPRした。
特別展は、博物館の開館1周年と義景の没後450年を記念。義景と各地の大名との交流や織田信長との激戦などを約80点の史料でたどる。武田信玄の書状(国立歴史民俗博物館所蔵)や、本能寺の変で焼け残った義景愛用の茶入れ(本能寺所蔵)などを公開する。
特別展は9月3日まで。義景の命日の8月20日に合わせ、同19、20日は入館無料とし開館時間を午後9時まで延長する。スーパーボールつかみなどのゲーム参加者にオリジナルグッズを贈る縁日も開く。
県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館の職員は「義景の新たな一面を発見してほしい。夏休みにぜひ家族で来てください」と呼びかけた。