石川県公衆浴場業生活衛生同業組合金沢支部は１９日までに、金沢市内の銭湯の情報を載せた「かなざわおふろ旅新聞」の第２号を発行した。昨年９月に発行した創刊号が好評で、銭湯一覧や愛好者の声などを盛り込んだ。

　第２号は縦４０センチ、横２８センチの８ページ。銭湯で働く女性スタッフや、サウナでタオルをあおいで熱波を起こす「アウフグース」などを取り上げた。銭湯に関する新聞は、全国の銭湯組合などが発行しているが、業界向けが多いという。

　金沢星稜大職員の高島悠さんらが中心となって制作した。２千部作り、組合に加盟する１５施設などに置くほか、県公衆浴場業生活衛生同業組合のホームページに載せる。高島さんは「銭湯文化を多くの人に知ってほしい」と話した。