福井県福井市一乗地区の風景やイベントを捉えた写真展が、同市の道の駅「一乗谷あさくら水の駅」で開かれている。８月下旬まで。

　朝倉氏滅亡４５０周年に合わせた通年企画「幻の都フェスティバル」の一環。５月から写真愛好家の青柳佳邦さんが展示しており、７月上旬に作品を入れ替え新たに２３点を出品した。

　福井市宣伝隊長のゆるキャラ「朝倉ゆめまる」をろうそくの火で表現した２０１９年の「越前朝倉万灯夜」や、昨年の朝倉氏５代追悼法要を撮影した写真などが並ぶ。このほか、朝倉景鏡館跡や御殿跡での１枚を、朝倉始末記から引用した説明文とともに展示し、５代当主義景の最期に思いをはせることができる。

　関連イベントとして同駅で７月３０日、越前町出身の芸術家、西野カインさんの音楽ライブ、メダカすくい、古代海洋生物の化石展示などが行われる。