松本市浅間温泉のにぎわいづくりに生かそうと、市内の若手ラーメン店経営者らでつくる実行委員会などが、日帰り温泉施設「ホットプラザ浅間」横の広場で、「グルメ&ビアガーデン」と題する集いを10日間連続で開いている。初の土曜となった22日も、「温泉上がりの一杯」を楽しむ人の姿があった。
夏休みシーズンに入り、温泉街を訪れる人が増えるのに合わせ、より楽しんでもらおうと企画した。30日までの期間中、平日は午後5~9時、土日曜は午前10時~午後9時に、カレーや鶏肉料理「山賊焼き」、ラーメン、ギョーザなどの5~6店がキッチンカーやテントを出す。
22日午前に温泉を浴びた近くの松下敏彦さん(81)は、いつも楽しむコーヒー牛乳をこの日はビールに変更し、「非常においしい」と笑顔。実行委員会の堀江勇太さん(44)は「今後も続け、これを目当てに浅間温泉を訪ねようと思ってもらえる催しに育てたい」と話していた。
23日は広場内のステージで地元などのグループ10組が演奏する。