羽咋市の千里浜海岸で24日、羽咋工高生が夏の風物詩である砂像づくりをスタートさせた。28日までに、かき氷と海の生物をデザインした作品を仕上げ、観光客に今秋に行われる国民文化祭をアピールする。
砂像は幅と奥行きが各2メートル、高さ1・8メートル。巨大なかき氷の上に波をイメージしたシロップと、ペンギンやイルカ、クジラが戯れる様子を表現する。砂像は冬場まで楽しむことができるという。
この日は美術・デザイン部員8人が炎天下で作業を進め、こてやナイフで砂を丁寧に削り取った。デザインを担当した3年の藤岡美桜さん(18)は「大勢の人に見てもらい、千里浜の夏を盛り上げたい」と話した。