加賀野菜「加賀れんこん」の出荷は6日、金沢市松寺町のJA金沢市加賀れんこん集出荷施設で始まり、農家10軒が同日に収穫した1トンを持ち込んだ。7日昼にも県内のスーパーなどに並ぶ。
同JAによると、加賀れんこんは粘りが強く、もっちりとした食感が特長で、冬にかけて粘度が高まる。今年は梅雨明けが早く、晴天に恵まれたため、例年並みの品質に仕上がったという。
河北潟干拓地や小坂地区の農家45軒が計47ヘクタールで生産し、11月から来年1月にかけて出荷のピークを迎える。来年5月末までに600トンの出荷を見込む。
同JA加賀れんこん部会の北博之部会長(49)は「この時期は水分が多くシャキシャキしているので、サラダや炒め物にして味わってほしい」と話した。