三里浜砂丘地で生産されたブドウやイチジクなどが並ぶコーナー=8月15日、福井県の福井市観光物産館「福福館」

三里浜砂丘地で生産されたブドウやイチジクなどが並ぶコーナー=8月15日、福井県の福井市観光物産館「福福館」

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三里浜のフルーツ販売 8月28日まで福井市の「福福館」

福井新聞(2023年8月16日)

 福井県福井市の三里浜砂丘地で栽培された果物を販売する「さんりはまフルーツマルシェ」が8月15日、同市観光物産館「福福館」で始まった。皮ごと食べられるシャインマスカットや、ねっとりとした甘さが特徴の黒イチジクなど旬の味が並ぶ。28日まで。

 三里浜で採れたフルーツの特産化を目指す市が、おいしさや魅力を知ってもらおうと、福福館にPRコーナーを毎年設置している。砂丘地は水はけが良く、日当たりも良いため果物の糖度が上がりやすい。耕作放棄地の解消も兼ねて2017年から栽培を開始しており、徐々に生産量が増え品質も高まっているという。

 つややかで大粒のブドウは、甘味が強いナガノパープルや、酸味と甘味のバランスが良い藤稔など計4種が並ぶ。「樹上のケーキ」とも呼ばれるイチジク「ヌアールド・カロン」はスーパーなどでは販売されない希少な品種。オリーブの葉を乾燥させたオリーブ茶は、さっぱりした味わいで暑い日にもおすすめだという。

 市園芸センターの担当者は「ブドウは糖度が十分あり、いろんな品種が並ぶことも珍しいので、この機会に食べてみてほしい」と話していた。

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