新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開かれる敦賀まつりの「民謡踊りの夕べ」に向けた合同講習会が8月19日夜、敦賀市プラザ萬象で開かれた。市民約100人が3曲の振りを確認し、9月4日の本番へ気持ちを高めた。
敦賀まつりは気比神宮の例大祭に合わせて2~4日に開かれる。最終日の民謡踊りは例年3千人以上が参加し、華やかにフィナーレを飾ってきた。
講習会は市や敦賀商工会議所などでつくる敦賀まつり振興協議会が主催。「大敦賀行進曲」「敦賀とてもすきすき」「すてな踊り」の3曲を練習した。
参加者は輪になり、講師を務めた市文化協会員の動きを見ながら振りを確認。すてな踊りは太鼓と三味線の生演奏に合わせて踊った。
父、妹と3人で参加した中央小2年の児童は「手の動きが難しかった。本番は上手に踊りたい」と意気込み、敦賀市杉箸の男性は「久しぶりなのでみんなで息を合わせて踊るのが楽しみ」と話した。