●絵画や手芸など60講座460人 北國新聞交流ホールなど3会場
「カルチャー祭り2023」(北國新聞文化センター、北國新聞社主催)は1日始まり、金沢市の北國新聞交流ホールなど3会場に同センター受講生による多彩な作品が並んだ。絵画や手芸、生け花などの60講座約460人による個性豊かな力作が集い、来場者に芸術の秋到来を告げた。カルチャー祭りは3日までで、作品展や舞台発表を繰り広げる。
北國新聞交流ホールでは、色とりどりの生け花や寄せ植えが来場者を迎えた。アジサイやヒマワリ、アヤメなどの花を水引でかたどった作品も並び、会場に華やぎを添えた。
油絵や水彩画講座の受講生は、花瓶に生けられた花やのどかな風景を伸び伸びと描いた一枚を出品した。海の中を泳ぐ魚や船を表現したパッチワークや、押し花の作品も来場者を引き付けた。絵手紙やチョークアート、洋裁、書道などの受講生も力作を披露した。北國新聞会館9階、香林坊大和8階でも作品が展示された。
2、3日は作品展に加え、北國新聞赤羽ホールで舞台発表が行われる。57団体約630人がダンスや楽器演奏などで日頃の練習の成果を示す。2日は午前10時に開演し、二胡やオカリナ、リズムダンス、津軽三味線などのステージを繰り広げる。
入場料は3日間共通で700円。問い合わせは北國新聞文化センター=076(260)3535=まで。