七宝作家の山村倫代さん(福井県大野市)と、スタンプアート作家のKANAさん(福井県鯖江市)によるコラボレーション展が、福井市中央1丁目のふくい工芸舎で開かれている。これから見頃を迎えるキンモクセイを中心に、四季折々の花がテーマの約100点が並ぶ。9月18日まで。
七宝焼の額装作品は、釉薬(ゆうやく)が織りなすグラデーションで天の川を表現。そこに銀箔(ぎんぱく)で作ったキンモクセイの花をちりばめ、幻想的に仕上げた。ネックレスやブローチなどアクセサリーの出品もある。
KANAさんの額装作品は、キンモクセイの葉に絵の具を塗ってスタンプし、葉脈まで写りリアルな仕上がり。花は消しゴムはんこで押した。ポストカードやはがきなども展示している。