2019年のYOSAKOI祭で出場全チームで演舞した総踊り=福井県小浜市川崎3丁目

2019年のYOSAKOI祭で出場全チームで演舞した総踊り=福井県小浜市川崎3丁目

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迫力ヨサコイ堪能を 9月10日、福井県小浜市で祭り

福井新聞(2023年9月8日)

 福井県内最大級のヨサコイイベント「第19回御食国(みけつくに)若狭おばまYOSAKOI祭2023」(福井新聞社後援)が9月10日、小浜市川崎3丁目の市食文化館周辺で行われる。県内外の20チーム総勢約500人が二つの演舞会場で、躍動感ある派手なパフォーマンスを披露する。

 「若狭路博」が開催された2003年からスタート。コンテスト形式では福井フェニックスまつりの「YOSAKOIイッチョライ」と並ぶ伝統のヨサコイイベント。コロナ禍で2020年から2年間は開催できず、昨年は規模を縮小、開催場所を市中心部に移して行った。今年は会場を海に面した川崎地区に戻し4年ぶりに通常のスタイルで行う。

 小浜市をはじめ県内各地のほか京都、滋賀、兵庫などから計20の有力チームが集結。最高賞「御食国大賞」を目指すコンテスト部門に15チーム、自由に踊りを楽しむフリー部門に5チームが出場する。コンテスト部門では上位チームによる決勝ステージは今回行わず、一発勝負となり気合の入った演舞が見どころ。

 小浜湾を背にした「川崎メイン演舞場」と、若狭フィッシャーマンズ・ワーフそばの「そともめぐり演舞場」の二会場を設け、20チームが順次演舞を披露する。

 午前9時半から開会式があり、同10時15分ごろから演舞がスタートする。午後2時20分ごろからは、各チームの大旗によるパフォーマンス「旗乱舞」のほか、衣装ショー、全出場者による総踊りが続き、審査結果が発表される。

 会場周辺には飲食や物販など20を超える店が並ぶほか、福井新聞社の移動編集車「風の森号」も出動する。

 実行委員会事務局長は「コロナ禍で長く活動できていなかったチームもあり、小浜でヨサコイを楽しみ笑顔になってほしい」と話している。観覧無料。実行委ホームページに出場チームの紹介など詳細を掲載している。

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