来年3月16日の北陸新幹線石川県内全線開業に向け、県は7日、開業までの日数を表示するカウントダウンボードを県庁1階に設置した。除幕式には沿線自治体の首長らが駆け付け、半年後に迫る「第2の開業」へ期待を膨らませた。
式には馳浩知事と村山卓金沢、宮橋勝栄小松、宮元陸加賀の各市長が出席した。ボードは縦横2メートル、奥行き60センチで、新幹線が未来に向かって進む姿をイメージした構造となっている。懸垂幕も掲げられた。
この日は金大生のジャズバンドが演奏を披露し、みはる幼稚園(金沢市)の園児約70人が愛らしいダンスを繰り広げた。今後、金沢、小松、加賀温泉、和倉の各駅、道の駅輪島「ふらっと訪夢」にもカウントダウンボードが設置される。