福井県永平寺町志比小と志比北小の4年生児童がこのほど、志比小近くの九頭竜川でアユの友釣りを体験した。両校は来年4月に統合される予定で、児童は仲良く交流した。
志比小は4年生の総合的な学習で九頭竜川など地域についてさまざまな学びを深めており、アユ釣りはその一環。両校は統合に向け交流学習を重ねており志比北小児童も参加した。九頭竜川中部漁協と河川の環境保全を目指すNPO法人ドラゴンリバー交流会も協力した。
この日は両校児童約20人が7グループに分かれ体験。漁協組合員らから「おとりアユが泳ぎやすいよう、さおをあまり動かさないように」などと指導を受け、銀りんを追った。
両校児童は代わる代わるさおを振るなど打ち解けた様子で、釣り上げると一緒に歓声を上げた。志比小の児童は「小さかったけど意外に重かった」とし、志比北小の児童は「(志比小児童と)仲良く釣りができて友達になれた」と話していた。