えちぜん鉄道の開業20年を記念したモザイクアートに、ペットボトルのふたをはめ込む駅利用者=9月30日、福井県福井市のえち鉄福井駅

えちぜん鉄道の開業20年を記念したモザイクアートに、ペットボトルのふたをはめ込む駅利用者=9月30日、福井県福井市のえち鉄福井駅

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えちぜん鉄道20周年アートで祝う 利用者らも制作、完成 福井駅構内で10月末まで展示

福井新聞(2023年10月2日)

 えちぜん鉄道の開業20周年を記念し、ペットボトルのふたで作ったモザイクアートが9月30日、福井県福井市のえち鉄福井駅構内にお目見えした。この日駅を訪れた子どもらの手で完成し、駅利用者の目を引いていた。

 福井市の下水道施設の運営管理などを手がける「伸海・ウォーターエージェンシー共同企業体」が、国連のSDGs(持続可能な開発目標)に基づく活動として実施。縦180センチ、横90センチのボードに約860個のペットボトルのふたをはめ込み、「えち鉄20周年」の文字と車両を浮かび上がらせた。

 作品は同じデザインで二つ製作し、この日は、そのうち一つに駅利用者が約300個のふたをはめ込んでいった。家族と一緒にえち鉄の車両「キーボ」のキーホルダーを買いに来た鯖江市の児童は「キーボの顔が大好き。これからも長く走り続けてほしい」と話していた。

 作品は10月末まで駅構内で展示。同21日に福井市のえち鉄車両基地で開かれる20周年記念イベントをPRする。展示後のふたは、回収業者を通じてポリオ(小児まひ)のワクチン購入に役立てられる。

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