来年2月の「金沢スタジアム」供用開始に伴い、取り壊しが決まっている金沢市民サッカー場で9日、記念試合(北國新聞社後援)が行われ、子どもから大人まで約500人が誕生33年目のピッチに感謝と惜別の思いを込めてボールを蹴った。
ツエーゲン金沢のスタッフ、県議会や金沢市議会などから32チームが出場。開会式では、企画した同市サッカー協会の加藤幸三会長が「夢や感動、感激などさまざまな名場面を生んできた感慨深い場所。その思いを新しいサッカー場につなげたい」とあいさつ。金沢市の新保博之副市長、県サッカー協会の小石一寛会長、ツエーゲン金沢の西川圭史ゼネラルマネジャー(GM)もあいさつした。
金沢市民サッカー場は1991(平成3)年に金沢城北市民運動公園に整備された。