嶺北の旬の農林水産物や加工品などが並ぶ「越前ふくいマルシェ」が１０月１４、１５日、福井県福井市のＪＲ福井駅西口一帯で開かれる。取れたて野菜やスイーツの販売、ワークショップなどに４０以上の事業者が出店。まちなかの４会場を巡りながら、秋の味覚を楽しめる。

　１１市町でつくる「ふくい嶺北連携中枢都市圏」事業の一環。生産者との交流を通した圏域産品の理解や地産地消の促進に向け、福井市が毎年開いている。

　芝生広場グラススクエアでは、「マルシェ・惣菜ストリート」と銘打ち１０事業者がブースを構える。旬の野菜や果物、弁当などを販売する。ガレリア元町商店街には、キッチンカーが各日４台が並ぶ。

　アップルロードにはスイーツ８店。サツマイモのパイや米粉チーズケーキ、ブルーベリーのスコーンなど秋の味覚を使った商品をそろえる。６事業者のブースが並ぶハピテラスでは、県産スギを使ったワークショップやアクセサリー作りなど親子で楽しめる体験を集めた。

　このほか、三里浜産野菜のＰＲ販売や食育に関するクイズなど多彩な企画も用意。先着１５０人に北陸新幹線グッズを贈るスタンプラリーもある。

　両日午前１０時～午後４時。雨天時はハピテラスとガレリア元町商店街の２会場で行う。問い合わせは市農政企画課＝電話０７７６（２０）５４２０。