南砺市の獅子舞共演会が14日、同市上平地域の世界文化遺産・菅沼合掌造り集落と五箇山合掌の里で開かれた。市内5団体が各地区に伝わる勇壮な舞を披露し、大勢の人でにぎわった。
共演会は、同市や獅子舞団体などでつくる実行委員会が2019年8月に井波別院瑞泉寺で初開催。この日が2回目で「第弐幕 南砺獅子舞 秋之陣五箇山」と題して開いた。
百瀬獅子方若連中(利賀)、下梨獅子舞運営会(平)、野下町獅子方若連中「明和会」(城端)、川原町獅子方(福光)、皆葎獅子保存会(上平)が出演した。笛や太鼓の演奏に合わせ、それぞれ特色のある獅子舞を披露。大勢の来場者は、躍動感にあふれる息の合った舞が終わるたびに大きな拍手を送った。昼の部と夜の部の2回実施した。
獅子舞を体験するワークショップも開かれた。