輪島市大沢町で6日までに、北陸を舞台にした東映の新作映画がクランクインした。「余命10年」など話題作を手掛ける藤井道人監督(37)の最新作で、日本映画界を代表するカメラマン木村大作さん(84)を撮影監督に迎え、ヒューマンドラマが描かれる。
大沢漁港には、カメラのレールが組み上げられ、地元漁師が見守る中、撮影が進められた。藤井監督は木村監督との初のタッグに「映画界のレジェンドから学び、盗みたい」と意欲を語った。
輪島ロケは11月下旬まで続く。撮影はその後、富山市に場所を移して、12月下旬まで行われる。出演者は今後発表される。公開日は未定となっている。