9日の石川県内は高気圧に覆われ、爽やかな青空が広がった。最高気温は小松25・8度、金沢25・2度と2地点で夏日を記録し、各地で9月下旬から10月中旬並みの暖かさとなった。
金沢地方気象台は、金沢市内でイチョウの黄葉を観測したと発表した。平年より1日早く、昨年より26日遅い。金沢市広坂2丁目では黄色く色づいたイチョウが風に揺れ、観光客らが小春日和の中で秋の風情を楽しんだ。
気象台によると、10日の県内は寒気の影響で昼前から雨となり、雷を伴う所がある見込み。日中の最高気温は金沢、輪島ともに20度を予想している。