「足羽山ランタンナイト」への来場を呼びかける学生や市民団体の関係者ら=福井県福井市の福井大文京キャンパス

「足羽山ランタンナイト」への来場を呼びかける学生や市民団体の関係者ら=福井県福井市の福井大文京キャンパス

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学生パワーでバズれ!足羽山 あす第1弾、ランタン催し

福井新聞(2023年11月17日)

 福井大の学生グループが市民団体と連携し、足羽山(福井市)の活性化に乗りだす。活動第1弾として、ランタンによるライトアップを11月18日から足羽山招魂社に続く階段で実施する。今後も工夫を凝らしたイベントを企画し、にぎわい創出を目指す。

 同大の大学院生2人と工学部の学生1人のグループで、以前から地域活性化に関わりたいと考えていたという。足羽山で子ども向けのキャンプなどを展開する一般社団法人「足羽山こどもとあそぶLab(ラボ)」の誘いを受け、今年6月から準備を始め、打ち合わせや現地視察などを重ねてきた。地域との連携強化を目指す福井大職員のグループも参画している。

 「足羽山をバズらせる!プロジェクト」と銘打ち、第1弾で「足羽山ランタンナイト」を企画。18日午後5時45分に点灯式を行う。一般公募の参加者と高さ30センチの発光ダイオード(LED)ランタン30個を作り、階段の両脇に並べる。26日までの期間中、午後5~10時に点灯し、学生グループは「散策や撮影を楽しんで」と来場を呼びかける。

 今後も足羽山を舞台に、若者向けの「恋活」イベントや大規模な流しそうめん大会など多彩な企画を検討していく。学生リーダーの大学院工学研究科1年の学生は「活動の輪を他大学にも広げたい」と意気込み、こどもとあそぶラボの職員は「学生の発想力やパワーはすごい。一緒に足羽山を盛り上げたい」と話している。

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