北陸三県統一のデザインに仕上がったラベルの見本

北陸三県統一のデザインに仕上がったラベルの見本

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新幹線延伸を記念「北陸の酒」統一ラベル  三県卸売酒販組合

北國新聞(2023年11月17日)

 北陸三県卸売酒販組合は来年2月16日、北陸新幹線敦賀開業を記念して、統一ラベルの地酒商品「北陸の酒」を発売する。ラベルには三県共通で北陸新幹線の車両「W7系」を中央に配置し、車両の周囲に各県を代表する観光素材のイラストを掲載した。酒販店や土産店、宿泊施設などでの取り扱いを見込み、新幹線で増える観光客の需要を取り込む。

 酒蔵は石川県の23社、富山県の13社、福井県の20社が参加する。各社は純米大吟醸や吟醸酒など1銘柄ずつを提供する。石川、福井両県は300ミリリットル、富山県は270ミリリットルの小瓶を使う。

 新幹線車両を描いたラベルのデザインは県ごとに異なり、石川は金沢駅前の鼓門や兼六園の徽軫(ことじ)灯籠とマツ、和傘、郷土玩具「加賀八幡起上がり」を掲載。富山は黒部ダムやライチョウ、おわら、福井はメガネを掛けた恐竜、ズワイガニ、東尋坊とした。

 「北陸の酒」の企画は三県の酒造組合・組合連合会、小売酒販組合連合会も連携する。北陸三県卸売酒販組合は今月24日まで小売店などからの注文を受け付けている。担当者は「お気に入りの銘柄を見つけ、三県のラベルをそろえてほしい。訪日外国人客を含め、観光客に北陸の地酒の魅力を伝えたい」と話した。

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