工芸の美を発信する「KOGEIアートフェア金沢2023」(北國新聞社後援)は1日、金沢市広岡1丁目のホテル「ハイアットセントリック金沢」で始まった。過去最多213人の作家による意欲的な作品が客室を彩り、来場者に工芸の豊かな魅力を伝えた。
開催は7回目で、日本、韓国、台湾の40ギャラリーが参加した。繊細な絵柄が表現された赤絵の九谷焼、淡い色合いのガラスが重なり合うオブジェなど、陶芸、ガラス、漆芸、金工といった多彩なジャンルの作品が来場者を引き付けた。
フェアは3日まで。期間中は、石川県内3会場で国立工芸館が所有する茶道具を使った茶会が開かれるほか、トークイベントが繰り広げられる。