金沢学院大の1~3年生約40人は、障害福祉サービス「地域支援センターポレポレ」の利用者約20人のアートをデジタル技術で生き物のように動かした映像を制作した。6日、市民芸術村で開かれたお披露目会で投影された。
学生は芸術学部長の飯田栄治教授からコンピュータグラフィックス(CG)を学び、利用者に取材した後、動物やキャラクターがクレヨンや水彩で表現されたイラスト40点を専用ソフトで編集した。
会場では来場者がタブレットに描いた絵をレーザー光線で映し出し、写真撮影を楽しめるようにした。
1年の浅川桃花さん(18)は「絵に込めた思いやメッセージを具現化し、魅力を伝えられてよかった」と話した。