松本市里山辺の温泉旅館「美ケ原温泉翔峰」は、ポインセチアの鉢を積み上げたタワーをラウンジに展示している。ポインセチアは、花に見える苞(ほう)の部分の赤色と葉の緑色が鮮やかで、クリスマスを彩る花として知られており、訪れた人たちが写真撮影を楽しんでいるという。
クリスマスに合わせて2019年から毎年展示。高さ2・5メートルの台の上に350鉢をピラミッド型に並べ、鉢の間では白いLEDライトが光っている。25日まで、宿泊客以外も自由に見られる。
フロント担当の木下純安(よしやす)さん(39)は「1鉢ずつ水をやるのは大変」。苦労を語りつつ、「家族や友人と写真を撮るなど、クリスマスらしい雰囲気を楽しんでほしい」と呼びかけている。
同旅館はこの他、館内にクリスマスツリーを置いたり、通路の左右にもみの木を模した装飾をしたりと、館内の至る所でクリスマスの雰囲気を演出している。