県内六つの博物館の所蔵品が閲覧できるサイト

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オススメ所蔵品をスマホで閲覧 金沢大など県内6資料館が連携

北國新聞(2023年12月20日)

 金沢大は19日までに金大資料館や石川県埋蔵文化財センター(金沢市)、県西田幾多郎記念哲学館(かほく市)など、県内六つの博物館の所蔵品をスマホなどで閲覧できる「石川デジタルミュージアムネットワーク」の運用を始めた。明治天皇ゆかりの通信機や白山のライチョウの剥製など厳選した128点を掲載し、各博物館への来館を促す。

 ネットワークにはこのほか、県立自然史資料館(金沢市)、羽咋市歴史民俗資料館、野々市市ふるさと歴史館・野々市デジタル資料館が参加する。

 サイトでは、明治天皇が金大の前身である県中学師範学校を訪れた際に用いられた通信機(金大資料館)や、絶滅したとされる白山のライチョウの剥製(県自然史資料館)など各館お勧めの所蔵品が掲載されている。金大資料館の足立拓朗館長は「知る人ぞ知るユニークな品が紹介されており、ぜひ見てほしい」と話した。

  ●シンポジウム開催

 金大資料館は17日、運用開始に合わせシンポジウムを開催した。東大総合研究博物館の西秋良宏館長がデジタルアーカイブの歴史や現状について講演し、県西田幾多郎記念哲学館の山名田沙智子学芸員らが登壇した。

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