敦賀まつりの山車に飾る大きなマツをイメージしたクリスマスツリーがこのほど、福井県敦賀市みなとつるが山車会館1階ロビーに登場した。「マツ」と「まつり」の言葉をもじって「クリスま・つ・りー」と名付けられたツリーは、天井を突き破ったコンセプトで2階にはツリー先端の星の飾りが置かれている。12月27日まで。
マツは2011年まで館内の山車の展示で使われていた模造品。2020年からクリスマスツリーとして展示している。
高さ約3メートルで、雪つりをイメージした緑色のモールや赤いちょうちん、発光ダイオードなどで装飾した。今年はツリー全体に白や青色のLEDを飾り、例年よりも華やかに仕上げたという。星は段ボールに金色の包装紙を貼り付けて作った。
館長は「今年のまつりは4年ぶりに山車巡行ができたことへのお祝いの意味で電飾を増やした。ツリーが多くの人の心の癒やしになれば」と話した。