多くの親子が訪れている朝日村のあさひプライムスキー場。一角にあるキッズパークからは、そり滑りに夢中になる子どもたちのはしゃぎ声が響いていた。
滑り出したそりがだんだんと勢いに乗ると、子どもたちは満面の笑み。止まるとすぐに立ち上がり、そりを持って駆け上がるのを繰り返した。塩尻市の祖父母の家に滞在し、姉やいとことスキー場を訪れた都筑涼ちゃん(5)=佐久市=は「どこまで滑れるか競争して楽しい」と寒さを忘れて遊んでいた。
同スキー場は、松本平の市街地から一番近いスキー場として幅広い世代から親しまれている。今季は雨の影響を受けつつも雪作りは順調といい、ゲレンデは全面が滑走できる。今後は地元小学校のスキー教室も予定され、いっそうにぎわいそうだ。