ARでスマホの画面に表示した「天神堂」と実物=金沢くらしの博物館

ARでスマホの画面に表示した「天神堂」と実物=金沢くらしの博物館

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4施設の1200点追加公開 金沢ミュージアム+ 公開所蔵品8施設8300点に

北國新聞(2024年2月3日)

 金沢市は2日までに、市文化施設の所蔵品を鑑賞できるウェブサイト「金沢ミュージアム+(プラス)」で、金沢くらしの博物館、金沢湯涌夢二館、金沢湯涌江戸村、市老舗記念館の約1200点を追加公開した。

 公開中の所蔵品は計8施設約8300点となった。3Dデータ化し、AR(拡張現実)でスマホなどの画面に表示して楽しめるものは5施設27点に増えた。

 くらしの博物館で新たに公開されたのは1013点で、昭和初期まで男児の生誕時に贈り、年末年始に飾った「天神堂」など5点がARに対応する。

 普段の展示会と違い、本来なら見えにくい部分もさまざまな角度から確認でき、東條さやか学芸員は「所蔵品の多くは展示時期が限られる。いつでも楽しんでほしい」と話した。

 金沢能楽美術館など4施設21点を対象に、高精細画像を拡大して細部を見るコンテンツも加えた。今後も内容を順次拡充する。

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