金沢駅で旅行客の道案内などに取り組むボランティアグループ「金沢もてなし隊」は18日までに、オリジナル観光マップ「テクテク金沢めぐり」を改良した。金沢駅で配布し、北陸新幹線敦賀開業に向けて城下町観光を盛り上げる。
マップは新型コロナの流行前、混雑で路線バスに乗車できない観光客が見られたことから、街を歩いて楽しんでほしいと製作した。駅から長町武家屋敷跡・ひがし茶屋街へ徒歩で向かう道順を紹介していたが、年月がたち、掲載していた施設名などが変わったことから内容を見直した。
新マップでは兼六園までのルートを新たに追加し、周辺の名所の場所も写真付きで盛り込んだ。
金沢もてなし隊は毎年2~12月に金沢駅で観光客に道案内などを行っており、24日から始まる今年の活動で活用する。金沢駅構内でも配布する。リーダーの宮岸佑一さんは「これからの暖かい季節は街を歩くのにぴったり。ぜひ役立ててほしい」と話した。