0歳からの音楽会「音楽の絵本~ルスティカーナ」(一般財団法人県芸術文化協会主催、北國新聞社共催)は3日、北國新聞赤羽ホールで開かれ、チロリアン風民族衣装に身を包んだ動物の音楽隊が、親子で満席の会場に西洋の田園を思わせる民謡音楽を届けた。
「ルスティカーナ(田舎風)」がテーマで、オカピ率いる金管五重奏「ズーラシアンブラス」のメンバーがポルカや、アルプスの少女ハイジの「おしえて」などを披露。曲間は、すぐに寝てしまうホルンのマレーバクや、トロンボーンのお調子者スマトラトラたちのやりとり、楽器紹介などが会場を盛り上げた。
クラリキャットのベルと共に、普段はビオラを弾く弦(つる)うさぎのベスがピアノで楽団に加わり、最後は全員で「ひとりぼっちの羊飼い」を軽快に奏でた。