福井県内の名所や特産をデザインした観光タペストリーが3月5日、JR福井駅東口の福井市観光交流センター屋内広場にお目見えした。大きな越前がにが目を引き、北陸新幹線県内開業で増加が見込まれる観光客へのPRに一役買いそうだ。
タペストリーは縦3メートル、横4メートル。センター入り口側から見える面には、越前がにやおろしそば、甘エビの写真を配置、反対の面には紅葉に彩られた大本山永平寺と、天空の城のように雲海に浮かぶ越前大野城が施されている。
福井フェニックスライオンズクラブ(LC)が創立40周年記念事業として制作し福井市に贈った。センターで寄贈式があり、江岸卓保会長から目録を受け取った西行茂市長は「福井の食と自然が凝縮された一枚。観光客がこれを見て期待感を高めてくれたら」と感謝を述べた。